『天橋立図』は21枚の紙を貼り合わせた「下絵」である。しかも、綺麗に貼り合わされておらず、山の稜線がつながっていなかったり、折れ目やシミ、紙やけもある。一枚継がれてからも中折りにされていたようで、寺社に施された朱が折られた反対側に付いたりもしている。国宝の絵というには乱暴に取り扱われた印象があるのはなぜか?
雪舟の目的
伝来の謎