天橋立公園 あまのはしだてこうえん
京都府宮津市天橋立 (お問い合わせ:社団法人 天橋立観光協会 0772-22-8030)
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見どころ
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京都府北部、日本海の宮津湾にある『天橋立』は、陸奥の『松島』・安芸の『宮島』とともに、日本三景とされている特別名勝のひとつです。その何千年もの歳月をかけて自然がつくりだした神秘の造形を見ようと、年間数百万人の観光客が訪れます。
幅は約 20〜70メートル・総延長3,370メートルの白砂青松の砂州でできた砂浜です。大小約5000本もの松が茂っている珍しい地形で、その形が、天に舞う白い架け橋のように見えることから『天橋立』の名が付きました。
日本百選にも多数選ばれており、「名松」「白砂青松」「渚」「道」そして、「磯清水」は「名水」の百選に選ばれています。また、松の中には、大正天皇お手植えの松、昭和天皇お手植えの松も植わっており、天橋立の散歩をより楽しませてくれます。
天橋立内は年中自由に出入りでき、夏は海水浴場として賑います。
- 「トワイライトレールロード」
天橋立公園では、夕日が山に沈む前のほんのわずかな時間に、太陽光線が真横から松林を照らすその時「海を渡る線路」が現れます。この現象を「トワイライトレールロード」と呼びます。
特に傘松公園側(府中・舟越)出入口付近では、両側に立てた杭によって、よりはっきりと見ることができます。
天橋立の中間地点や文珠側(KTR天橋立駅側)の入り口付近でもこの現象を見る事ができ、このレールを手をつないで歩くと幸せになれると言われています。
- 「磯清水」
「磯清水」は真水の湧き出る井戸で、四方を海に囲まれた場所にもかかわらず少しも塩味を含んでいないことから古来不思議な名水とし、「長寿の霊泉」とされています。日本名水百選に選ばれています。
- 「岩見重太郎 仇討ちの場(試し切りの石)」
剣豪として名高い岩見重太郎兼相が、父の仇として広瀬軍蔵、鳴尾権三、大川佐衛門の三人の仇討ちをしたと伝えられている場所です。仇討ちの試し切りにしたといわれる石が、現在も残っています。
- 「橋立明神(天橋立神社)」
天橋立内の中間にある神社。橋立大明神・本社の正面は豊受大神、向かって左は大川大明神、右は、八大龍王(海神)が祀られています。
[季節の植物] フォトギャラリー「春夏」
天橋立の代表的な花は「はまなす」です。日本を代表する、はまなすの群生地としても有名です。5月〜6月頃、主に小天橋周辺(文珠側/KTR天橋立駅側)で多くみられますが、府中側の天橋立でもちらほら見受けられます。
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アクセス
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天橋立観光船【一の宮】桟橋から徒歩約5分です。【一の宮】桟橋周辺には駐車場(有料)もあります。
- 天橋立観光船【一の宮】桟橋徒歩 約10分天橋立公園・出入口(傘松公園側)
- [天橋立駅から天橋立公園内を通る場合]
KTR天橋立駅徒歩 約5分天橋立公園・出入口(文珠側)徒歩約1時間・自転車約20分天橋立公園・出入口(傘松公園側)
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時間 料金 他
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天橋立公園:無料
付近の駐車場:(乗用車)終日 700円
天橋立観光船:天橋立 〜 一の宮
(大人)片道530円/往復960円(小人)片道270円/往復480円
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松に愛でられ咲く山桜、白砂に映えるハマナス、黄昏に染まる松並木。雪月風花、四季折々の美しさ。